その1 物極必反
断易における「大過」と「過弱」は、卦や用神・忌神の旺衰に関係する重要な概念で、しばしば吉凶の逆転を引き起こします。以下に整理して解説します。
断易ってどんな時に使うの?
自分と相手との相性、交渉の吉凶などなら断易を使います。受験は志望校を絞る時に受かると出たところに志願すれば良い。
『断易 その2 用神が強すぎ、または弱すぎ どう解釈するの?』過ぎたるは及ばすの如しとなるのは?続き 2. 吉凶逆転のメカニズム(1)用神が大過通常は吉の用神だが、過剰だと負担となり逆凶化。財が多すぎて身(世爻)が剋…ameblo.jp
1. 大過・過弱の定義
◆ 大過(強すぎる)
- 用神や忌神、あるいは卦中の特定の爻が本来のバランスを超えて旺盛になりすぎた状態。
- 季節、日辰、月建、動爻、合・生による過剰な助力などが原因。
- 「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、本来吉となるはずの要素も、過剰すぎると凶象に転じる。
例:
- 財を問う卦で、用神(財爻)が月建・日辰・動爻の三重助力で極度に旺盛 → 財が扱えず、破財や争財
◆ 過弱(弱すぎる)
- 用神が極端に衰弱し、自力で機能しない状態。
- 季節、日辰、空亡、動爻の剋、化退、冲、墓などが重なっている。
- 本来凶の要素である忌神が過弱だと、凶意は消える。
例:
- 官司(訴訟)を問う卦で、忌神(官爻)が空亡・休囚 → 官司(訴訟)の害なく吉。⚠️訴訟なので用神は官鬼とし弱まって吉とするの方が適切です。用神は主役でも必ず善である必要はない。悪の用神は弱まって吉とする。何でも強ければ吉なのではない。
続きは次の投稿で
⤵︎特注は、お問い合わせ下さい。
無料壁紙サイトのようにクッキーで活動の追跡がありませんしスパムメールも来ません。✳︎必ずクッキーの設定が出てきます。
安心安全の壁紙⤵︎
コメントを残す