仙台のあたる占い師「佐東 陽達」

玄空飛星派風水,四柱推命,紫薇斗数,手相、奇門遁甲などで鑑定

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風水基礎用語

玄空飛星派風水

玄空飛星派風水における「山星」と「水星」について、基礎から実践的な意味まで、専門的かつ分かりやすく解説いたします。


🧭 玄空飛星派とは

「玄空飛星派(げんくうひせいは)」は、中国風水の中でも時間と空間の両方を重視する時空風水の体系です。
建物の建造時期(運)坐向(ざこう)をもとに、九星がそれぞれの方位に「飛」ぶ(配置される)という理論に基づきます。

このとき、各方位に配置される九星には「山星」「向星(=水星)」の二種類が存在します。
これが飛星図(チャート)の基本構造です。


🌄 山星(さんせい)とは

▶ 意味

「山星」は「静」の象徴であり、人に関すること、例えば健康・人間関係を司ります。
山は動かず、安定した形を持つことから、「人の安定」「家族の健康」「人徳・信頼」「後継者運」などを意味します。

▶ 良い作用の条件

  • 家の風水定義の背後(坐山)に山や高台・建物などサポートしてくれるのがあると良い。
  • またはその方位に「山星」が旺(当該期間の20年で強い星)であるとき、健康・家庭運・人望が安定します。

▶ 凶となる例

  • 山星が「風呂などの水まわり」「リビング」「玄関」もしくは「向側」にあると、「山星下水」と呼ばれ、人の運(健康・人間関係)が衰退します。

💧 水星(すいせい/向星)とは

▶ 意味

「水星」は「動」の象徴であり、財運・事業運・社会的な発展を司ります。
水は流れるもの、動くもの、すなわち「商売繁盛」「金運」「名声運」と関係します。

▶ 良い作用の条件

  • 家の前方(向)に明るく開けた土地、水、道路、広場などがあると良い。
  • 「水星」がその運に強い星であれば、財運が活発になります。

▶ 凶となる例

  • 水星が寝室など薄暗く静かに活用する間取りにある、または坐山側にあると、「水星到山」と呼ばれ、財運が滞りやすくなります。

⚖️ 山星と水星のバランス

飛星図では、各方位に「山星」と「水星」のペアが存在します。
理想は以下のような配置です:

条件現象
山星が山に当たる健康・人運が安定する(吉)
水星が水に当たる財運・社会運が活発になる(吉)
山星が水に当たる人運が衰える(凶)=山星下水
水星が山に当たる財運が停滞する(凶)=水星到山

このように、山は静・後方・人運、水は動・前方・財運を対応させることが、飛星風水の要点です。


🔥 第九運(2024〜2043年)における山星・水星の考え方

第九運は「九紫火星」が主星であり、「火の気」が盛んな時期です。
したがって:

  • 南方(離宮)が特に旺地。
  • 山星9や水星9がある場合は、吉象を最大限に生かせます。
  • 逆に「6」「7」など過去運の星が山水にかかると、火剋金の関係で凶作用を受けやすくなります。

🏠 まとめ:山星・水星の対応表

星の種類意味象徴するもの良い配置凶となる配置
山星静・安定健康・家庭・人間関係山・背後・壁水・道路・玄関
水星動・流動財運・名声・発展水・道路・前方山・壁・閉鎖空間