紫薇斗数の解説と鑑定（佐東　陽達）

紫微星はナンバー1の位置にあり参謀役として専従の部下としてとなりに必ず坐しています。左輔・右弼、天鉞・天魁の臣下がきちんと補佐しているかが重要です。自分の命盤で紫微をさがし持てる才能を生かせるかチェックしましょう。４つの星の加会がないと人間関係での豊かさに欠如します。

事例　佐藤照さんの命盤では
官禄宮にあるので仕事運を判断します。
卯宮にあるので2023年などの卯年の一年運を年齢で69歳の運勢を判断します。
2023年癸卯で数え67歳です。数え年を命宮にする小限は丑宮です。太歳として年運は卯宮を命宮とします。太歳を優先して判断する。つまり事例では卯宮を命宮として十二宮を配置します。
大限としては数え84から93歳までなので長生きしないと回ってきません。

左列の下から二番目に紫微があります。
反時計回りに隣に参謀の天機があります。ここに左輔があり人脈ありとみます。
なので寅宮で判断するときは天機と左輔が紫微に従えていると判断します。
右弼は父母宮（子）にあり加会もしておりません。
※加会とは三方四正にあること。この事例では紫微は卯宮なので亥と未とで三合関係、および対宮の酉をみる※
命宮（亥）に天魁、対宮に天鉞とあります。
紫微の輝き度は旺と明るいので好条件がそろっています。
以上から卯年の年運としては同じ宮にある貪狼との関係でこの星をどのように活用するかご自身の読み方が重要になります。具体的にはページを改めて別の機会に解説します。

さて皆さんの紫微星はどこにありますか？ナンバーの星です。気になりますよね！　貴殿は何歳の時にありますか？

紫微のことが大事な人は？
→高級品を扱う仕事している人です。
　売り上げは四化の化禄がどこにあるかでアドバイスします。

鑑定依頼してくだされば専門用語がわからなくとも理解できるように解説しますのでご安心を！まずは電話　0222200489　まで

主星の２グループ

紫府廉系が命宮に入ると
紫微→北斗主星【陰土】孤高の人で自尊心が強いリーダー
貪狼→北斗１星【陽木】欲望が強い　短絡的　社交家
廉貞→北斗５星【陰火】利益のため知恵が働く
武曲→北斗6星【陰金】我慢強い　規則を守る管理職タイプ
破軍→北斗7星【陰水】批判と変化を好む　裏の支配者
天府→南斗主星【陽土】温厚　上から目線　女王様
天相→南斗5星【陽水】働き者、正義感がある功労者
七殺→南斗6星【陽金】豪快で勢いがある特攻部隊長タイプ

例題

下記の命盤の命宮は亥にあり武曲と破軍があります。
輝度が「平」なので主星の良さはあまり発揮できません。
そのため四化の化禄に着眼します。
武曲には己、破軍には癸でつきます。己年癸年はこれだけで年運良しとしないで大限も併せて判断します。
癸卯から破軍に化禄　己酉から武曲に化禄で大限としては数え24～33歳です。
2022年数え66歳にて過去を検証すると仕事面においては安定していました。
ただし、主星がない欠点があります。

三方四正＋身宮に８つの星がすべて入っています。