仙台の占い師「佐東 陽達」

風水,四柱推命,紫薇斗数,手相、奇門遁甲などで鑑定

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滴天髄

滴天髄に間違いがあった!?

滴天髄に判断の難しいのがあります。

丙午
戊戊
丙午
戊戌

用神 戊土

大運;壬寅で用神剋され死去

印はありませんが火半会で従旺格的な性格があり両気成象としてみるか意見が分かれるところです。

1966年10月14日戌に同じ八字ができますが時干支で蔵干のどれを取るかの違いで同じ8字でも違う運勢になります。国や時代にも影響されるので全く同じ人生にはなりませんが大枠は全く同じになります。ベートーベンの運命交響曲は演奏者により印象が違うのと同じです。

水土各4の両気成象

滴天髄から

戊戌
癸亥
戊戌
癸亥

水旺なこともあり大運が丙寅で発福

両気成象には併臨構造が多い

1958年11月17日生まれでメアリー=マストラントニオ (Mary Elizabeth Mastrantonio)【女優】 〔アメリカ〕
亥の時間に生まれていれば上記の事例だが女性の大運なので大運で丙寅はない。
【大運】>立運は3才 壬戌、辛酉、庚申/33才~己未、戊午、丁巳/63才~丙辰、乙卯、甲寅

1986年アカデミー助演女優賞候補時は大運庚申である。土と水の通関で女優に必要な才能の食神の大運であり1986年はなんと丙寅である。午後9時からの亥の時生まれなら両気成象の可能性がある。残念ながらWikiなど調べても詳細な情報は得られなかったので検証は不十分です。この大運の最後1990年庚午で結婚 現在は丁巳 2020年大運最後は庚子である。63才は大運丙辰で2021年辛丑、土が強くなり均衡とれ調候よろしい。73才以降均衡が崩れる。

 

冲去しない事例<プロでも知らない人がいる

滴天髄

【原文】天合地者 地旺喜静(天と地と合する者は、地が旺じ静かなるを喜ぶ)*ここで言う旺とは強でなく「喜神であるならば」と解釈します。事実、下記事例では水旺ですから丙は強ではありません。漢文学者でも四柱推命に精通していないと誤訳します。同様に台湾・香港で占ってもらう場合に占いに詳しくない通訳者を選任してはいけません。ですから国内で鑑定してもらった方が安全なのです。 双方で占って違うところをチェックするのもいいでしょう。

辛巳(丙)
己亥(甲)
辛巳(丙)
己亥(甲)

天干が地支の蔵干と全て合なので亥巳の冲去はない。

官印成格、官帰坐下、吉神暗蔵・・・・貴であること尋常でありません。

用神 木
喜神 水木火/忌神金土

大運のめぐりもよい

戊戌、丁酉、丙申、乙未、午、癸巳、壬辰

本気と合になるのは

丁亥(壬)、壬午(丁)、辛巳(丙)、戊子(癸)の4つしかない。

生年月日だけ一致しても上記と同じ貴とはならないが生まれ時間が不明なのでやむをえません。
有名人で生年月日だけ同じで近いのは。

1941年11月29日 梅谷 馨   【野球】 〔島根県〕大運癸巳2006丙戌年11己亥月20癸丑日、肺炎のため逝去。→冲去によるので例題とは違う時刻の生まれです。アマチュア野球界屈指の名指導者に数えられる。
同じ野球でビル=フリーハン Bill Ashley Freehan 〔アメリカ〕がいるが経歴など不詳のためノーコメント
同じ時刻でも生まれ育った土地の風水、お住まいの風水等違うので同じ人生にはならないが類似はする。少なくとも大運は同じ、喜忌も同じになります。

1941年11月29日 折田 育造 【音楽ディレクター】 〔東京都〕 甲午の大運で社長にトントン拍子で出世 癸巳と越して現在壬辰 1995年3月ポリドール株式会社代表取締役社長就任。現在に至るので生時は巳の冲はあまり恐れない干支である。
1941年11月29日 林家ペー  【タレント】 〔大阪府〕
壬辰大運甲午年で交通事故・・・冲合で地が静かでない時刻のようです。貴とはなりません。
丙申の大運、壬子年に林家パー子と結婚 丙の調候よろしく巳と合、水の喜神がゆえ。タレントは傷官がだいじです。丙戌年2006年10月25日、荒川の土手を散歩中に、画像約900枚が入ったデジタルカメラを紛失。梅谷氏は同年死亡だが忌事象でも程度が違うので同時刻の生まれでない。

なお、辛日は4干支中おなじなのは戊子のひとつのみである。本気の合でない甲午、己亥、癸巳ならある。
本気のみ考慮するかで意見が分かれるところです。
上記実例では癸巳なら併臨なので、もしかしてということもあるが経歴が詳細にわからないので検討のしようがない。

 

滴天髄>原書をどう解釈するか?

「原書」地生天者、天衰怕冲

事例

辛巳
辛丑
戊申
甲寅

12己亥
22戊戌
32丁酉
42丙申

この例題は傷官格か従児格か判断を迷うところである。

申寅が冲去なので従するのが難しいようにみえ丑月なので傷官格と見誤りやすい。
巳丑のうえに辛が2つ通関しているので事実上の金局とおなじである。
きれいな従児格でないので仮のという鑑定をされる方も多い。

格局にまよったら本例のような事例は大運で本人に確認してみる。
過去で戊戌の大運である。傷官なら喜事象がある。従格なら破格である。
若く過去であまり確認できない場合は酉年で金局のできる年を確認すればはっきりします。

喜神(いい五行)が来ている年で最悪?これアリ?

滴天髄

「天全一気 不可使地徳莫之戴」の研究事例

戊子
戊午
戊戌
戊午

従旺格
用神戊
喜神 土、火、金、水
忌神  木
調候 水

大運

己未、庚申、辛酉、壬戌

己未は刑もあり喜神でも吉事象は出づらい。庚申、辛酉は戊土の長所を引き出しおおいにチャンスがあった。
壬戌において壬が年子に根を降ろし用神を剋のうえ大運戌と火半会以上を冲の結果、用神戊が砂漠化し、一家5人死亡した。もし、干に辛もしくは支に申酉があったら大丈夫でした。庚より辛は戌に根を降ろすので良い結果が得られる。水剋火でなく、通関神としての金があれば剋でなくもらす作用で安泰となる。

原書で一家死亡年の干支が不明のままであるが忌神木が来て壬と子で生となると大忌、従格の破格運はすざましいものがある。

土旺の水局(辰子申)は?

滴天髄の事例

甲子
戊辰
庚申
壬午

土旺なので蔵干はそのまま四支固有根
滴天髄においては、そのため甲木を用神とし喜神木と火と解説している。原局で水局としてみると喜忌は逆転する。
ただし大運、年で水局以上では水局として蔵干を変える。
丑月土旺においても同様で北方なしとなります。これも大運支により蔵干は変わる。
大運で特定の10年だけ喜忌が変わることもあるので注意を要する。

拱で午申の間に未があり天乙貴人とかの判断には批判的に書かれています。

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滴天髄全訳精解―明朝版