滴天髄
「天全一気 不可使地徳莫之戴」の研究事例
戊子
戊午
戊戌
戊午
従旺格
用神戊
喜神 土、火、金、水
忌神 木
調候 水
大運
己未、庚申、辛酉、壬戌
己未は刑もあり喜神でも吉事象は出づらい。庚申、辛酉は戊土の長所を引き出しおおいにチャンスがあった。
壬戌において壬が年子に根を降ろし用神を剋のうえ大運戌と火半会以上を冲の結果、用神戊が砂漠化し、一家5人死亡した。もし、干に辛もしくは支に申酉があったら大丈夫でした。庚より辛は戌に根を降ろすので良い結果が得られる。水剋火でなく、通関神としての金があれば剋でなくもらす作用で安泰となる。
原書で一家死亡年の干支が不明のままであるが忌神木が来て壬と子で生となると大忌、従格の破格運はすざましいものがある。