玄関を開けた瞬間、家の気が逃げていた
〜「穿堂煞(せんどうさつ)」という見落とされやすい間取りの問題〜
「最近、家に帰ってもなんだか落ち着かないんです。」
あるご夫婦が相談に来られた時、最初にそう話されました。
共働きで忙しく、家の中は特別汚れているわけではない。
むしろ整理整頓も頑張っている。
けれど、
・お金がなかなか残らない
・家族が家にいてもバラバラ
・子供が自室にこもる
・夫婦とも疲れが抜けない
・家が「休まる場所」に感じない
そんな状態が続いていたそうです。

◼️鑑定◼️
⭐︎そこで実際に玄関に立ってみると、すぐ理由が見えてきました。⭐︎
玄関を開けると、廊下の先に大きな窓。
そのままベランダの景色まで一直線に見えていたのです。
私曰く、
「あぁ…これは “穿堂煞” ですね。」
風水では、
玄関 → 廊下 → 窓
このように一直線に抜ける構造を
「穿堂煞(せんどうさつ)」と呼びます。
これは家の中に入ってきた気が、途中で留まることなく外へ流れ出てしまう形です。
本来、玄関は良い気を迎え入れる場所。
しかし、入った瞬間にその気が窓へ一直線に抜けると、
・財が定着しにくい
・人の気持ちが落ち着かない
・疲れが抜けない
・家族の会話が減る
といった現象が起きやすいと考えられています。
特に最近のマンション・アパートでは、
「玄関を開けると、そのままリビング窓とベランダ景色が見える」
という間取りが非常に多く見られます。
一見すると、
「開放感がある」
「広く見える」
というメリットがあります。
はなはだしいと設計士の神技とか自慢する恥ずかしさは無知もいいところで家が立ちません。というのは風水では逆に、“気が止まらない家”として注意する構造でもあるのです。なので欧米からは日本の間取りは奇異に見えてます。
実際、そのご夫婦のお宅も、
家族全員が「外」に意識を向けて生活していました。
家に帰ってもスマホ。
休日も外出。
家族でリビングに集まる時間が減っていたそうです。
つまり、家の中に“気を溜める力”が弱かったのです。
◼️改善策◼️
では、どう改善するのか?
難しいリフォームは必要ありません。
まず有効なのは、
「玄関から窓を直接見せない」
ことです。
例えば、
・暖簾(のれん)をつける
・観葉植物を途中に置く
・間接照明で視線を止める
・パーテーションを使う
・ラグや家具で気の流れを曲げる
こうした工夫で、気の流れはかなり変わります。
特におすすめなのは“植物”。
植物は「流れすぎる気」を和らげ、空間に滞留を作ります。⭐︎NGは八卦鏡です。たんなるインチキ商売です。
◼️レビュー◼️
数週間後、そのご夫婦から連絡がありました。
「家に帰るとホッとする感じが出てきました。」
さらに、
「家族が自然とリビングに集まるようになった」
とも。
風水は、スピリチュアルではなく、
“人がどう空間を感じるか”
を観察してきた量子物理学に基づく環境学でもあります。
◼️検証◼️
もしあなたの家も、
玄関を開けた瞬間に奥の窓まで一直線に見えるなら。それは知らないうちに、“運気が素通りしているサイン”か入居元年から出はじめていることなどをチェックしてみましょう。
